今後の転職は業務委託から正社員化する流れが主流にかもしれないという話

転職するならエージェントから紹介受けるべきだよね?

こうした悩みを解決します。

私が業務委託から正社員への登用したので、その実体験を踏まえながら話します。

立プロ

新卒でメーカーに入り、10年間組み込みの現場で設計を行う。
今は個人事業主として自作の組み込み機器開発や、エージェント様に紹介いただき業務委託を行っています。
C,C#,JavaScript, Vue, PHP, VBA, GAS, Kotlinなど、扱う言語が増えゆく日々。

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面接だけで採用を決めるリスク

今の転職といえば、転職エージェントに登録し、エージェントが自分に合っている会社を紹介してくれて面接、問題なければ採用というのが一般的です。

しかしこれには応募する側も採用する側もリスクがあります。

書類では実力より盛った表現するのは当たり前で、いざ現場に出るとそんなに使えないとなった場合、お互いに損しますよね。

それに何度か喋っただけだと、その人の性格や考え方もわからないため組織になじめるのか判断がつかないというのもあります。

かと言って、採用にそんなに時間もお金もかけられない企業側の都合もあるので難しいところです。

さらに、そこにさっさと成約して報酬を得たいエージェントの動向も相まって、この3者間で事がどう運ぶのかなかなか難しいのが今の転職事情でしょう。

業務委託で見極める

そこでこうした問題を解決するために最近流行ってきているのが、まず業務委託でプロジェクトに軽く入ってもらうというやり方です。

企業側が最初にリスクを取るやり方ですね。

ある程度高額の報酬と引き換えに良い人材をまずは引っ張ってくる、そして働き方や組織になじめるかを判断した上で問題なければ正社員登用を促すという流れです。

私はこのパターンで業務委託から正社員になっていて、元々正社員になるなんてのは全く考えていなかったので、いきなりこの話が出た時は面食らったところはあります。

実際、

  • 業務委託契約を結んで2週間は軽い案件をこなす
  • 3週間目には実験をやるから来ないかと本社に呼ばれる
  • 4周目に正社員の話が突然出てくる

という次第でした。

このやり方が良いのは長期的に見た時にミスマッチが送りにくいというところで、人に対する信用ができてから会社の技術も開示できるので企業にとっては良いことずくめです。

業務委託をやっている人間からすると、業務委託のままの方が節税ができたり、正社員になることで給料が減ることもある(私は減りました)というのもあって、即決するのは難しいかもしれません。

私の場合は、

  • 正社員になっても元々自分のやっていた個人事業は尊重してくれる
  • 正社員にならないことにはコア技術が開示できないので業務が進まない
  • 業務委託を探すのが少し面倒くさいなぁとよぎった

この3点を踏まえた結果、正社員になることを選択しました。

正社員化というか人材を確保するのも企業にとってはリスクがあるので、本当自分に正社員かの話が来たのはありがたいことだと痛感します。

まとめ

転職するにはまず業務委託をやってみるというのも一つの手段だと思います。

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