組み込みエンジニアはオワコンなのに、製品開発は続けていくってどういうこと?

組み込み業界ってもうオワコンなんですか?
こうした悩みを解決します。
はじめに
私はメーカーで組み込みエンジニアとして10年働いていました。
IoTも相まって組み込みの現場はまだ何十年も活躍できる場がありますが、ネットではオワコンと言われています。
今は個人事業主としてWEB系言語をやってますが、他業界の方々と関わることで日本のプログラマーの働き方が変わってきていると感じています。
組み込み開発は外注され始めている
組み込み開発がオワコンと言われる理由は、外注が流行してきているからです。
それも国内の下請けではなく、賃金の安い海外にオフショア開発として開発を丸投げするのです。
そのため、国内でやることと言えば開発するための仕様書作成くらいです。
電子部品の乗る基板は中国とか東南アジアに指示書出すだけで現物が届く状況がすでに構築できています。
ソフトの外注も時間の問題ではありますが、少しずつ増えてきている状況なのは間違いないです。
特に新たに製品開発をはじめるベンチャーがオフショアを利用する傾向にあります。
自社開発メーカーは元々開発したソースコードがあるので、外注せず内部でやれると思います。そういう人員も確保されてますし。
なので、まとめると
ベンチャーなど新規の開発は海外に委託、自社開発企業は内製化できるのでそのままという状況なので、新たに組み込みエンジニアとして働くのはオワコンだよね、という話の流れになるかと思います。
これから組み込みエンジニア目指す人はまだチャンスあります
オフショアで安く作ってもらえるなら、国内の組み込みエンジニア不要じゃんと思われるかもしれませんが、現状はまだそこまで言いきれません。
なぜならオフショア開発はちゃんとしたところと組まないとトラブルが続出するからです。
・納期に間に合わない
・要求した性能が出ない
・コミュニケーションがうまく取れず、関係が悪化する
実際こうしたトラブルに発展しているケースは多いです。
最悪の場合、委託先がつぶれるなどして逃げられることもあるので、まだオフショア開発に乗り切れない企業はたくさんあります。
少しずつ増えていくとしても、まだまだ時間がかかるかなあという感じですね。
なので、これから組み込みエンジニアを目指すという人は臆せず、組み込みエンジニアとして現場経験を積んでほしいと思います。
スクールに入ると未経験でも卒業後にエンジニアとして働きやすいです(というか新卒以外このやり方以外無いかと...)。
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上述の通り、オフショア開発はトラブルに巻き込まれやすいので現地の言葉でコミュニケーションが取れて組み込み知識のある人材は需要あります。
国内メーカーでも別会社としてオフショア開発拠点を設けて開発を引き受けているところもあります。
現地とはZoomなどで都度ミーティングしてますが、それでもうまくことが進まないこともあるので、駐在員として現地マネージャ職につけば好条件で働けると思います。
こうした状況から、外国語ができてソフトウェアの仕様書作れるくらいの知識ある組み込みエンジニアは需要が増えていくでしょう。
とはいえ、自分で探したり、調べたりするのは難しいので、転職エージェントを利用しましょう。
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まとめ
・組み込み開発がオワコンと言われる理由は、外注が流行してきているから
・オフショアで安く作ってもらえるなら、国内の組み込みエンジニア不要じゃんと思われるかもしれませんが、現状はまだそこまで言いきれません
・オフショア開発はトラブルに巻き込まれやすいので現地の言葉でコミュニケーションが取れて組み込み知識のある人材は需要あります
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