未経験から組み込みエンジニアを目指すなら私だったらこうするということで話したいと思います。
2025/3/16 追記
現在、紹介した商品は取扱がなくなっているようです。
freenove社と連絡を取っていて、弊社サイト販売の手配を進めております(販売許可取得済)。
用意でき次第、更新しますので少々お待ちください。
評価ボードでなんか作る
まず最初に結論から言いますと、
私がもし未経験だったら、評価ボードを買って何か作ってみます。
私が採用担当だったとした場合、未経験を組み込みエンジニアとして雇うのは怖いです。
「熱意があります!」「たくさん勉強してきました!」って言われても、
何ができるんですか、と聞いて「何もやったことないです」はちょっと厳しい。
とりあえずなんでもいい。
何でもいいので、とりあえず動かしてみて、なんか作りましたと言えるものがあればOKです。
それがあれば面接する人がエンジニアだった場合、成果物にどういう技術を使ったか、何を工夫したか、
これらの回答を基にこの人、こういうレベルの人だなって察しがつきます。
なので何か作っていれば、話が早いです。
特に組み込みの場合は形のあるものになるので、物があるのが1番話が早いですね。
いきなり何十万円もかけてスクールに行かなくても、
今の時代、評価ボードを安く買えるので、まずこれで何か作ってみるのがいいです。
評価ボードの選び方
それで評価ボードの選び方について、最近M5stackとかラズパイを耳にすることが多くなり、
初心者でもM5とかラズパイとかで、まずは組み込みやってみましょうと言うものの、
私からすると、初心者にとっては酷なものかなと思ってます。
というのも、元々組み込み経験がある人がM5とかラズベリーパイを使うのは良いですが、
全く何もやったことない人がM5とか触っても、
自由度が高すぎて何をしていいのか、そもそも何ができるのか、分からないと思います。
なので、M5stackやラズベリーパイを使わずに、既にお膳立てされたものを一括で揃えて、
それをまずコピーして動かしてみることからやってみるべきだなと思います。
まずは導入のしきい値を下げるのが大事ですね。
組み込みは特に最初が難しいので。
評価ボードのおすすめ
評価ボードのおすすめとしては、Amazonで販売しているものになりますが、
ESP32という、M5stackの中のマイコンと一緒なんですけど、そのESP32スターターキットですね。
ESP32のマイコンボードがあって、付属する電子部品がたくさんあります。
これを全部一括で買っても1万円以下なので安いんですよね。
プログラミングスクールに行って何十万円をかけるよりも良いと思います。
使い方は、マイコンボードに付属のUSBケーブルを差して、パソコンから書き込むだけです。
ArduinoというほぼCとかC++みたいな言語環境でプログラムを書いて動かすことができます。
このキットが親切なのは、ボードと部品とか一式で揃っているのに加えて、
サンプルのプログラムがどうして動くのか、どうやって計算するのか、まとまった資料も提供していて、
実際のサンプルソースコードが手に入ります。
まずは動かす
動くプログラムは資産なので、まずはこれを手に入れて動かしてみるのがいいですね。
まずはとにかく動かしてみる。もう言われた通りでいいんです。
自力でいきなり工夫するのは無理なので、まずは言われた通りやってみて、動作を確認する。
続いて、これをこうすればどうなるんだろう、ってやっていく中で色々経験ができるわけなんで、
とりあえず言われたことをそのままやればいいと思います。
基本的なところを一通り網羅してやってみて、じゃあ例えばLED点灯したとしましょう。
別にプッシュスイッチがあって、プッシュスイッチを押したらLEDの点灯制御ができるようになりました、とか、
プッシュスイッチを押した検出ができる、さらにLEDの点灯制御ができる、という
それぞれの要素を組み合わせれば、スイッチに連動したLED制御が可能になります。
こういうことをやってもらいたいんですよね。
何かやった経験は現場で役立つ
世の中に出てる様々な組み込み製品って、めちゃくちゃ難しいそうに見えるんですけど、
実はそういう複雑そうに見えるプログラムも、基本的なプログラムがたくさん組み合わさってるもんだっていうことが
だんだん分かってくると思うんですよ。この感覚を身につけるだけでも儲けものです。
それでいざ、現場でマイコンボードでやったことを仕事でも同じようにやってみましょう。
そうした場合に、環境が違うから新しい環境でやってみましょう、となる。
けど評価ボードでやった経験があるから、大体分かるね、となって取り組む際の敷居が下がるんですよね。
何かやるにしても、とりあえず何かやっていれば、次何かやる時の敷居がすごい下がる。
なので、組み込みは最初がとても大変。とても大変なんだけど、そこを超えてくると、
これはこうやってやるんだろうな、と察しがつくので、楽になってくるんですよね。
なので最初は結構きついんですけど、そこで諦めずに踏ん張る。これが大事!
使ったプログラムは実際に使って改良する
それで作ったプログラムは、日常生活で使ってみて欲しいんですよ。
例えば、私が勧めている評価ボードを持ってまして、カメラがついてるんですけど、
マイコンボードにカメラモジュールを付けられるので、カメラを使って、
うち田舎なんで、自分家の車庫にツバメが巣を作ってて、
そのツバメの巣をESP32の評価ボードで録画して、YouTubeでリアルタイム配信するとかやりましたね。
あとはさっきのLEDを点ける例で、例えば夜に勉強する時に、明るさを制御できるLEDライトを自作するとか。
日常生活に使えるものを作れるのが組み込みの良いところなんで、たくさん作る。作ったものは使って改良する。
それでもっと便利にならないか考えて、さらに改良する。
この繰り返しですね。組み込みはこうして良いものが作れるようになります。
なので、とりあえず色々出来るものを買ってきて、それを動かします。
それで自分で改良します。そうすると色々気づきが得られるはずなんで、それを元にさらに発展させますっていう。
こういうことができれば、もし私が未経験の組み込みエンジニア採用をやる場合、
少しは組み込みのことが分かってるなと感じます。
gitで公開する(余力があれば)
自作ソースコードはGitで公開するとより良いです。けど、いきなりGitは難しいので、追々やればよいです。
けどGitに対応していて、面接時にソースコードをGit公開してますと言えば、さらに話が早いですよね。
このように、もし私が未経験で組み込みを目指すなら、まずは評価ボードを買って何か作ります。
評価ボードはESP32 Wrover用基本スターターキット。なんか作ってみてもらえればいいのかなと思います。
これで終わります。ありがとうございました!
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