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プログラミングと学習教科を紐づける施策の発表

姫野秀徳

組み込みエンジニアとしてメーカー勤務10年。
第二種電工事士、基本情報技術者、Code.org認定教師。
microbitを用いた電子工作&プログラミング教室を開校。
組み込み開発の実際を発信するyoutube活動も行う。

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小5総合:教育版マイクラで「昔と今の家のちがい」を理解する

6:00
昔と今の家について調べる
住宅展示場を訪問し家づくりについて学ぶ
グループで未来の家を考える
グループでマルチプレイをしてその未来の家を作る

小4総合:Scratchでコンピュータの画像の仕組みについて学ぶ

コンピューターの画像の仕組みについて学ぶ
自由に好きなドット絵を作成する
作成した絵をスクラッチのスプライトにしてゲームを作る

ゲームは追跡ゲームかキャッチゲーム。
完全に自作でも良いし、コーディングカード(Scratchチュートリアルをカード化)見ながら自分で作ったり、先生の説明を聞きながら作っても良い。
自作2:カード+自作6:先生付2の割合。

追跡ゲームにした理由は文科省の「ネコ鬼ゲーム」が紹介されていたから。

小3/4/6理科A区分:microbitで実践

9:30

情報教育の時間に実践、小6は余剰時間が少ないので、小3から始めておけば学習がスムース。

小3:磁石の性質・電気の通り道
通電テスタを作成(P0がタッチされているなら~=電気流れているなら、の意味と説明しながら)授業を展開。
もし~でなければ~の中身のアイコン表示は自分で選べるようにした。

小4:電流の働き
扇風機を作成(TFabWorks社アカデミックシリーズメインボード)。検流計をかませて、風量と電流の関係を可視化。

(小5:電流が作る磁力)

小6:電気の利用
理科キット(?)を使って以下の中から選んで課題解決。
1.街灯が昼間でもついたままになっているイコールLEDが常に光っている
2.扇風機が暑くないのについたままになっているイコールモーターが常に回っている
3.コンビニの入店音がずっと鳴っているイコールブザーが常になっている
4.トイレの電気が点いたままになっているイコール豆電球が常に光っている
5.動く歩道が誰もいないのに動き続けているイコールモーターカーが動き続けている

人感センサがあると学びが深まると感じた

どれも協力・選択・経験の3つを重要視

横須賀市ではプログルを使用

先生サイドへのヒアリング報告書
・カリキュラム構築の悩み
・小学校プログラミング教育で求められる資質能力への誤解
・取り組むための環境や指導体制の不安

どうしたいか
・低学年からの実施への意欲
・小学校プログラミング教育で求められる資質能力への理解
・校内での共有や一人1台端末の活用

みんなのコードが提供するプログラムボードを児童数の半分だけ全校へ配布
イントラネットサイト内に情報活用能力の育成のための手引きを整理して、
学習指導要領に例示されている内容の指導ができるように共通の教材を配布(みんなのコードが作成?)。

選定基準:横須賀市の環境で使用できるものまた理科の実践以外にも活用できる汎用性の高いもの
(プログラミング教育の開始にあたって当初からみんなのコードに研修をやってもらっていた)

プログラミング教育で目指す子どもの姿の共有、資質能力を向上するだけでなく力をつけた子供たちが
具体的にどのようなことに目を向けるようになるのかまたどのような考え方ができるようになっていくのか
先生たちに考えてもらう

横須賀市でわ学習指導要領の算数理科に例示されているプログラミングの内容を実施している

つまずいた時にそこからどうしていいかがわからない不安を感じる。
研修では解決方法を提示しながら進めることが大事。

校区内で情報共有する?

先生個人発で実施。
研究開発学校間で情報共有を行っている
現在検討中。とくに小中学校間の連携ができてない。

子どもの技能差どうしてる?

子どもたち同士で解決できるような環境を作って取り組んでいる
出来る子はどんどん進めて、できない子は周りに聞いて共同作業

高校のプログラミング教育はどうする?

学習指導要領に沿った授業を考えてやりましょ<文科省より

小学校でわプログラミングを体験することが大事で
中学校はその小学校の体験を受けてプログラムには順次分岐反復の構造があって
それを組み合わせることでプログラムができているっていうことの理解とその技術を用いた問題解決を学習する
で高校はさらに高度な創造的な活動することが求められている。


プログラミング教育は何を学ぶのか

コンピューターに意図した処理を行うよう指示するプログラミングを体験させながらその働きや
問題解決の仕方を学びどのような職業についても必要なコンピューターを活用する資質能力を育成する教育です

スクラッチの音声読み上げ拡張機能を使ってカルタの読み上げアプリを作った
コンピューターを使うことで新しい価値を生み出したり問題解決をするコンピューターというテクノロジーを使ってそういう姿を発揮することが期待されるのがプログラミング教育

小学校では児童に楽しいプログラミングの体験をさせるべき

コンテンツ等のソフトウェア開発につながる体系と
ロボット等の計測制御につながる体系の二つに大きく分けることができる

小学校のプログラミングの大事なことは
・コンピュータープログラムで動いていること
・プログラムの人が作成していること
・コンピューターには得意なことと難しいことがある
とかあくまで気づきや認知が求められている

アルゴリズムの考え方やその表現方法またコンピュータやネットワークの仕組みについては
中学校や高校で学習するので小学校では教えなくてOK

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