立科町教育委員会からの協力要請を受け、立科小学校創立50周年記念事業のプログラミング教室で、AIの機械学習を体験する45分間の活動を行いました。
参加したのは、3年生5人、4年生3人、5年生4人、6年生3人の計15人。AIに魚とゴミの見分け方を教えながら、うまく分類できるときと、できないときの違いを考えました。
AIに教える側になってみる
使用したのは、CodeAI(Code.org)の教材「AI for Oceans」です。画面の中のAIロボットに魚やゴミの例を教え、その学習をもとに分類する様子を確かめます。
普段は便利な機能として触れることの多いAIですが、今回は子どもたち自身が教える側です。例を教えた後、AIがどのように分類するかを見ていきました。
うまくいかない理由も、学びになる
活動では、画面を操作するだけでなく、ワークシートに考えを書き込みながら進めました。
- ちゃんと分類できたかな?
- なぜ分類に失敗することがあるのだろう?
- どうすれば、分類できるようになるだろう?
うまく分類できたかを確かめ、失敗したときには理由を考え、どう教えればよいかをみんなで考える。正解・不正解だけで終わらず、結果を見て次の工夫につなげることを大切にしました。
AIは、最初から何でも分かるわけではありません。どんな例を教えるかが分類に関わることを、体験を通じて考える時間になりました。
進行役は、この小学校を卒業した中学生
今回、活動の進行をお願いしたのは、タテプロのプログラミング教室に通う中学2年生です。立科小学校の卒業生でもあり、参加した子どもたちにとっては先輩にあたります。
彼とは小学5年生の頃からの付き合いです。教室で一緒に学んできた生徒が、今度は母校の後輩たちの前で先生役を務める。その姿を見ることができたのも、今回の大きな喜びでした。
子どもたちがAIに触れて学ぶ姿とともに、進行を担ってくれた彼の成長にも、胸が熱くなりました。学ぶ側だった子が、学びを届ける側になる。教室を続けてきた中で、うれしさを感じるひとときでした。
体験から、AIを考えるきっかけに
45分という限られた時間でしたが、子どもたちには、AIがどういうものかを身近に感じてもらえたように思います。自分たちが教えたことと、その結果を見比べる体験が、AIの仕組みに関心を持つきっかけになっていればうれしいです。
ご協力いただいた立科町教育委員会、立科小学校の皆さま、参加してくれた子どもたち、そして進行役を務めてくれた先輩に感謝します。
タテプロのプログラミング教室では、つくる・動かす・確かめる体験を通じて、自分で考えることを大切にしています。これからも、子どもたちが学び、その学びを誰かに伝える機会をつくっていきたいと思います。
使用教材:CodeAI(Code.org)「AI for Oceans」
この記事は、立科小学校創立50周年記念事業で実施したプログラミング教室の活動報告です。

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