linuxのシリアルポートはCOMxで表さない
マイコンとやり取りする際にシリアル通信を行うことは多いかと思います。
windowsでシリアル通信する際は、COM1のようにCOMポートを指定して通信していました。
一方のlinuxはCOMポートで表現せず、/dev/tty○○のように表現します。
シリアルポートの調べ方
シリアルポートを知るには下記コマンドを入力します。
$ ls -l /dev/serial/by-id/
すると、../../ttyACM0のように返ってきます、このttyACM0がポート名になります。
シリアル通信の実行
シリアル通信を行うにはcu(call up)コマンドを使います。
まずは、インストール
$ sudo apt install cu
そして、実行。
$ cu -l /dev/ttyACM0 -s 115200
ttyACM0部分に通信したいポート名を指定、最後はボーレート(通信速度)を指定します。
この例だと、ttyACM0に115200bpsで接続する、ということになりますね。
接続できると、Connected.と表示されて通信できるようになります。
止める場合は
$ ~.
を入力すればよいです。
-lとか-sのオプション
-lはロケーション指定、-sは通信速度指定に使うオプション。
オプションの次に記載の内容が、その中身となる。
FatFS
これはubuntu関係ないですが、FatFSはファイルの読み書きを行うもので、SDカードとの通信で使う。
コメント