法人の決算申告を自分で進めていて、今回初めて知ったことがあります。
マイナンバーカードを使って、法人の電子申告に電子署名できる。
これまでマイナンバーカードというと、個人の確定申告や各種証明書の取得に使うイメージが強かったのですが、法人のe-TaxやeLTAXで申告するときにも、代表者本人のマイナンバーカードを電子証明書として利用できました。
今回は、自分で法人の申告を進めたときの記録として、電子署名から送信、受付確認、納税までの流れを残しておきます。
※この記事は2026年10月に実際に申告した際の記録です。画面やメニュー名称は今後変更される可能性があります。
なぜ電子署名が必要になったのか
今回、会社の決算を迎え、自分で法人の確定申告を進めました。
法人の申告では、大きく分けると、
- 国税関係 → e-Tax
- 地方税関係 → eLTAX
を利用します。
法人税などをe-Taxで申告し、法人県民税や法人市町村民税などはeLTAXから申告する、という流れです。
申告書を作るところまでは進められたのですが、電子申告を送信する段階になると「電子署名」が必要になります。
ここで最初は、
「法人用の電子証明書を別途取得しないといけないのでは?」
と思っていました。
ところが調べながら進めてみると、法人の代表者本人のマイナンバーカードに入っている電子証明書を利用できることが分かりました。
これはかなり便利でした。
マイナンバーカードで電子署名できる
マイナンバーカードには電子証明書が入っています。
今回利用したのは、この電子証明書を使った電子署名です。
つまり、別途USBトークンのようなものを購入したり、法人専用の電子証明書を新しく取得したりしなくても、条件が合えば普段使っているマイナンバーカードで署名できます。
実際に申告書を作成したあと、
電子署名 → マイナンバーカード読み取り → 送信
という流れで申告できました。
法人の手続きなので、もっと大掛かりな準備が必要なのかと思っていましたが、想像していたより簡単でした。
eLTAXで法人住民税の申告もやってみた
今回eLTAXでは、法人県民税や法人市町村民税の申告も行いました。
例えば市町村民税では、いわゆる「第20号様式」に必要事項を入力して申告します。
必要な数字を確認しながら申告書を作成し、最後に電子署名を付けて送信しました。
マイナンバーカードで署名したあと送信すると、一瞬、
「本当にこれで送れているのか?」
と不安になります。
紙の申告であれば控えに受付印を押してもらえますが、電子申告では当然それがありません。
ちゃんと送信できたかは受付状況で確認できる
電子申告後は、eLTAX側の受付状況・メッセージなどから、申告データが受け付けられていることを確認できます。
今回も送信後に確認すると、きちんと受付済みになっていました。
ここまで確認できれば、
「申告書を作っただけで送信できていなかった」
という心配もありません。
電子申告を初めてやる場合は、送信ボタンを押して終わりにするのではなく、受付結果まで確認しておいた方が安心だと思います。
申告と納税は別
もう一つ実際にやってみて分かったのが、
申告書を送信しただけでは、税金を払ったことにはならない
という点です。
考えてみれば当たり前なのですが、電子申告を終えると「全部終わった」という気分になってしまいます。
実際には、
- 申告書を作成する
- 電子署名する
- 電子申告する
- 受付結果を確認する
- 税金を納付する
という流れになります。
今回はeLTAX側で法人県民税・法人市町村民税の申告を行い、その後、納付手続きも行いました。
申告と納税は別々の作業なので、ここは忘れないようにしたいところです。
e-TaxとeLTAXが最初はややこしい
法人申告を自分でやってみて一番分かりにくかったのは、e-TaxとeLTAXの違いでした。
名前が似ていますが、扱っている税金が違います。
ざっくり言うと、
e-Taxは国税、eLTAXは地方税
です。
法人の場合、法人税や地方法人税などはe-Tax、法人県民税・法人市町村民税などはeLTAX、というように分かれます。
そのため、法人の決算申告では「e-Taxだけ終われば全部終了」というわけではありません。
私も実際に作業してみて、ようやく全体像が分かってきました。
マイナンバーカードがかなり役に立った
今回一番印象が変わったのはマイナンバーカードです。
これまでは、
「個人の行政手続きで使うカード」
くらいの認識でした。
しかし法人の代表者として電子申告するときにも電子署名として利用できると分かり、一気に用途が広がりました。
特に小さな会社で、税理士にすべてお願いするのではなく自分で申告を進める場合には、かなり便利です。
もちろん法人申告そのものは、決算書や法人税申告書、別表、地方税申告書などを作る必要があるため簡単ではありません。
ただ少なくとも、
「電子申告するために特別な法人用証明書を準備しないといけない」
というハードルは、私が想像していたより低いものでした。
今回の流れをまとめると
今回実際に行った流れは、おおむね次のようなものでした。
決算書・申告書を作る
↓
e-Taxで国税関係を申告
↓
マイナンバーカードで電子署名
↓
送信・受付確認
↓
eLTAXで地方税の申告書を作成
↓
マイナンバーカードで電子署名
↓
送信・受付確認
↓
納税
最初はかなり難しそうに感じましたが、一つずつ進めれば自分でも申告することができました。
まとめ
今回の法人決算で初めて知りましたが、法人の電子申告でも代表者のマイナンバーカードを使って電子署名することができます。
実際にやってみるまで、
「法人の電子申告は電子証明書の準備が大変そう」
というイメージを持っていました。
ところが、すでに持っているマイナンバーカードを利用できたため、思っていたよりスムーズに進められました。
また、実際にやってみて重要だと思ったのは、
「電子署名した」「送信した」だけで安心せず、必ず受付結果を確認すること。
そして、
申告と納税は別なので、申告後に納付まで済ませること。
この2点です。
e-TaxやeLTAXの画面は初見ではかなり分かりにくいところもありますが、一度経験してしまえば、次年度はかなり楽になりそうです。
来年また自分が迷わないためにも、今回の経験を記録として残しておこうと思います。
法人の決算申告を自分で進めていて、今回初めて知ったことがあります。
マイナンバーカードを使って、法人の電子申告に電子署名できる。
これまでマイナンバーカードというと、個人の確定申告や各種証明書の取得に使うイメージが強かったのですが、法人のe-TaxやeLTAXで申告するときにも、代表者本人のマイナンバーカードを電子証明書として利用できました。
今回は、自分で法人の申告を進めたときの記録として、電子署名から送信、受付確認、納税までの流れを残しておきます。
※この記事は2026年10月に実際に申告した際の記録です。画面やメニュー名称は今後変更される可能性があります。
なぜ電子署名が必要になったのか
今回、会社の決算を迎え、自分で法人の確定申告を進めました。
法人の申告では、大きく分けると、
- 国税関係 → e-Tax
- 地方税関係 → eLTAX
を利用します。
法人税などをe-Taxで申告し、法人県民税や法人市町村民税などはeLTAXから申告する、という流れです。
申告書を作るところまでは進められたのですが、電子申告を送信する段階になると「電子署名」が必要になります。
ここで最初は、
「法人用の電子証明書を別途取得しないといけないのでは?」
と思っていました。
ところが調べながら進めてみると、法人の代表者本人のマイナンバーカードに入っている電子証明書を利用できることが分かりました。
これはかなり便利でした。
マイナンバーカードで電子署名できる
マイナンバーカードには電子証明書が入っています。
今回利用したのは、この電子証明書を使った電子署名です。
つまり、別途USBトークンのようなものを購入したり、法人専用の電子証明書を新しく取得したりしなくても、条件が合えば普段使っているマイナンバーカードで署名できます。
実際に申告書を作成したあと、
電子署名 → マイナンバーカード読み取り → 送信
という流れで申告できました。
法人の手続きなので、もっと大掛かりな準備が必要なのかと思っていましたが、想像していたより簡単でした。
eLTAXで法人住民税の申告もやってみた
今回eLTAXでは、法人県民税や法人市町村民税の申告も行いました。
例えば市町村民税では、いわゆる「第20号様式」に必要事項を入力して申告します。
必要な数字を確認しながら申告書を作成し、最後に電子署名を付けて送信しました。
マイナンバーカードで署名したあと送信すると、一瞬、
「本当にこれで送れているのか?」
と不安になります。
紙の申告であれば控えに受付印を押してもらえますが、電子申告では当然それがありません。
ちゃんと送信できたかは受付状況で確認できる
電子申告後は、eLTAX側の受付状況・メッセージなどから、申告データが受け付けられていることを確認できます。
今回も送信後に確認すると、きちんと受付済みになっていました。
ここまで確認できれば、
「申告書を作っただけで送信できていなかった」
という心配もありません。
電子申告を初めてやる場合は、送信ボタンを押して終わりにするのではなく、受付結果まで確認しておいた方が安心だと思います。
申告と納税は別
もう一つ実際にやってみて分かったのが、
申告書を送信しただけでは、税金を払ったことにはならない
という点です。
考えてみれば当たり前なのですが、電子申告を終えると「全部終わった」という気分になってしまいます。
実際には、
- 申告書を作成する
- 電子署名する
- 電子申告する
- 受付結果を確認する
- 税金を納付する
という流れになります。
今回はeLTAX側で法人県民税・法人市町村民税の申告を行い、その後、納付手続きも行いました。
申告と納税は別々の作業なので、ここは忘れないようにしたいところです。
e-TaxとeLTAXが最初はややこしい
法人申告を自分でやってみて一番分かりにくかったのは、e-TaxとeLTAXの違いでした。
名前が似ていますが、扱っている税金が違います。
ざっくり言うと、
e-Taxは国税、eLTAXは地方税
です。
法人の場合、法人税や地方法人税などはe-Tax、法人県民税・法人市町村民税などはeLTAX、というように分かれます。
そのため、法人の決算申告では「e-Taxだけ終われば全部終了」というわけではありません。
私も実際に作業してみて、ようやく全体像が分かってきました。
マイナンバーカードがかなり役に立った
今回一番印象が変わったのはマイナンバーカードです。
これまでは、
「個人の行政手続きで使うカード」
くらいの認識でした。
しかし法人の代表者として電子申告するときにも電子署名として利用できると分かり、一気に用途が広がりました。
特に小さな会社で、税理士にすべてお願いするのではなく自分で申告を進める場合には、かなり便利です。
もちろん法人申告そのものは、決算書や法人税申告書、別表、地方税申告書などを作る必要があるため簡単ではありません。
ただ少なくとも、
「電子申告するために特別な法人用証明書を準備しないといけない」
というハードルは、私が想像していたより低いものでした。
今回の流れをまとめると
今回実際に行った流れは、おおむね次のようなものでした。
決算書・申告書を作る
↓
e-Taxで国税関係を申告
↓
マイナンバーカードで電子署名
↓
送信・受付確認
↓
eLTAXで地方税の申告書を作成
↓
マイナンバーカードで電子署名
↓
送信・受付確認
↓
納税
最初はかなり難しそうに感じましたが、一つずつ進めれば自分でも申告することができました。
まとめ
今回の法人決算で初めて知りましたが、法人の電子申告でも代表者のマイナンバーカードを使って電子署名することができます。
実際にやってみるまで、
「法人の電子申告は電子証明書の準備が大変そう」
というイメージを持っていました。
ところが、すでに持っているマイナンバーカードを利用できたため、思っていたよりスムーズに進められました。
また、実際にやってみて重要だと思ったのは、
「電子署名した」「送信した」だけで安心せず、必ず受付結果を確認すること。
そして、
申告と納税は別なので、申告後に納付まで済ませること。
この2点です。
e-TaxやeLTAXの画面は初見ではかなり分かりにくいところもありますが、一度経験してしまえば、次年度はかなり楽になりそうです。
来年また自分が迷わないためにも、今回の経験を記録として残しておこうと思います。

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